「諸刃の剣」と言いたいときの英語表現
こんにちは。
hanaso教材部です。
本日もブログへようこそ!
ある物事のメリットとデメリットをもっと英語で説明をしたいですか?
プラスな面やマイナスの影響がある状況について考えてみたことはありますか?
今回はそんなシチュエーションについて話すのに役立つ表現があります。
“a double-edged sword”について学びましょう!
“a double-edged sword”
諸刃の剣
ある物事や状況を“double-edged sword”と表現する場合、それにはプラスとマイナスの両方の面があることを意味します。この表現は一見良いことのように見えるが、悪い影響もあるものについて話すときに便利です。
例文をチェックしてみよう!
Sue:I believe that social media is a double-edged sword. People use it to communicate with others easily, but at the same time, it can be used to spread false information.スー:私はソーシャルメディアは諸刃の剣だと考えています。人々はソーシャルメディアを使って簡単に他人とコミュニケーションをとることができますが、同時に誤った情報を広めることにも使われます。
Fred:This car is a double-edged sword. I mean, it can help me get to work conveniently, but it costs a lot to maintain.
フレッド:この車は諸刃の剣だ。通勤に便利だけど、維持費がかかります。
Karen :I’m planning to work overseas someday, but I think that it can be a double-edged sword. On the one hand, it will surely improve my English skills, but on the other hand, I’ll have to learn living with a different culture.
カレン:私はいつか海外で仕事をしようと思っていますが、それは諸刃の剣だと思います。英語は確実に上達をしますが、一方では異文化での生活も学ばなければなりません。
プチ情報
この表現は、中世ヨーロッパの剣の作り方に由来しています。他の文化圏の戦士や兵士が片刃の剣を使っていたのとは違って、イギリス人は諸刃の剣だけを使っていました。
諸刃の剣は持っている本人が怪我をする危険性が高いということから、“double-edged sword”という言葉を使うときは、必ずメリットとデメリットを説明しなければなりません。
また”double-edged sword “と同じ意味と由来を持つ”cut both ways “という英語表現があります。
この2つの表現は、フォーマルな会話でもカジュアルな会話でも使うことができます。
Fred:Being a celebrity cuts both ways. You can easily get what you want but some people will spread negative rumors about you.
フレッド:有名人であることは諸刃の剣です。欲しいものは簡単に手に入りますが、中にはあなたに関するネガティブな噂を流すひともいます。
Karen:My colleague’s promotion can cut both ways for him. While he gets to earn more, he has to deal with more work every day.
カレン:同僚の昇進は彼にとって諸刃の剣です。収入が増える一方で、毎日多くの仕事をこなさなければなりません。
“double-edged sword”になりうるものは、たくさん考えられます。
そのメリットとデメリットをよく考えて選択すれば、納得のいくものになるのではないでしょうか。
本日もブログを読んでいただきありがとうございます。
次回のブログでお会いしましょう!
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