【関先生コラム|TOEIC関連】Part3、 Part4の勉強法
Part3、Part4の勉強では、「1回だけ聞いて、答え合わせして終了」という人が多いんですが、これでは絶対に力はつきません。
ボクが勧めるPart3、Part4の正しい勉強法は以下の通りです。
① まずは1度聞いて解く
② 解答を見る前に英文を何度も聞き直す
③ 限界まで聞き直したら、解答を見る
④ 徹底的なスクリプトチェック
⑤ シャドーイング
英文を1回だけではなく、何回も聞くことで、聞き取れなかった部分がだんだんわかるようになるんです。また、自分の解答の間違いに、自分で気づくこともできますよね。
もう1つ大事なのが、④スクリプトチェックです。限界まで聞いてもわからなかったところや勘違いしていたところは自分の弱点でもあるわけですから。長文問題のノリで1文1文、1単語ずつしっかり確認するようにしましょう。
そしてみなさんに一番徹底してほしいのが⑤シャドーイングです。
シャドーイングとはしゃべっている内容を影のように後から続いてマネすることです。
ここでの注意点は、「最初はスクリプトを見ながら読んで、次第に見ないで読めるようにしていく」ことです。いきなり何も見ないでシャドーイングするのはかなり難しいですし、慣れてきても、つまったらそのたびに英文で確認してください。暗唱が目的ではないのでしっかり確認しながら読みましょう。
本当は⑤でPart1、Part2同様ディクテーションするのが一番なんですが、英文の量を考えると時間がかかり過ぎてしまいます。しかし、シャドーイングでも、1つの文章を完璧にするには相当な時間がかかります。30回、40回は聞くことになると思いますが、必要な時間の投資だと思ってやってください。
その分、力は確実につくので繰り返しシャドーイングをしましょう。
シャドーイングは大きな声を出す必要はありません。自分の声で、聞かないといけない英文を聞き取れなくては本末転倒ですからね。つぶやくぐらいの小さな声でもいいんです。
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『スタディサプリENGLISH』https://app.eigosapuri.jp/
2.執筆:著書累計120万部『カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業』など60冊以上。
3.連載:NHKラジオ『基礎英語2』にてコラムを連載(2018~)
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