興味深い語源を持つ5つの英単語
こんにちは。
hanaso新人スタッフのChayです。
英語という言語は、何年も続いた侵略や戦争、植民地の拡大、
科学と文化の発展等により、常に変化を続けてきました。
本日は、100万個以上あると言われている英単語の中から、
不思議な語源を持つ5つの英単語をご紹介いたします。
1.Shampoo

最初はマッサージの押す/もむ等の動作のことを指していました。
しかし、1860年頃に「髪を洗う」という意味に変わり、さらに1950年には
カーペットといったものを洗うという意味合いで使われるようになりました。
2.Nice

英語圏の先生が生徒を評価するときに最もよく使う言葉といっても過言ではありません。
でも実はこの言葉、”幼稚”、”馬鹿”という、とてもネガティブな意味を持っていたそうです。
多くの語学研究者がこの言葉の語源を追究していますが、最も有力なのは、
13世紀頃に古フランス語で存在していた”nice”から派生したというものです。
時間とともにポジティブな意味に変わったのは、英語に入ったあとのこと。
それは、“nice”という言葉が着飾り過ぎるている人を指すようになったからです。
しかし後に、「お洒落な人」のことも指すようになり、意味が混同しました。
3.Nightmare

馬術に詳しい人なら、馬と何か関連するはず、と瞬時に考えるかもしれません。
でも実は違います。
“mare”とは、雌ゴブリンのことを指します。
ひょっとしたら、雌ゴブリンが全ての悪夢を操っているのかもしれませんね。
4.Checkmate

語源と言われていますが、チェスという遊びは、アラブ諸国からヨーロッパまで広い範囲で旅しました。
そしてアラブ語では、‘māta’ (مَاتَ)は「死」を意味しているので、
「王様が死んだ」という風にも解釈されています。
しかし、チェスでは ‘shāh’(王様)がただ単に逃れられない状況に陥いただけであって、
死んだわけではないので、前者が有力説となっています。
5.Clue

ギリシャ神話の”clew”という言葉が語源となっています。
ざっくり話すと、テセウスが迷宮に閉じ込められた
ミーノータウロス(牛頭人身の怪物)を退治すると決意するのですが、
その迷宮は一度入れば出られない程に複雑な構造をしていました。
しかし、テセウスは糸玉”clew”を授けることになるのですが
道に迷っても迷宮から脱出できるよう、その糸を上手に利用し、
ミーノータウロスを退治したあとに無事脱出することができました。
その話が由来となり、現在は糸玉を意味していた”clue”が、
(問題を解決するための)「手がかり」として使われるようになっています。
いかがでしたか?
その他にも興味深い語源を持つ単語が何万個も存在します。
その他にもご紹介できればと思いますので、引き続きブログ更新を楽しみにしていてください。
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