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【関先生コラム|TOEIC関連】Part5のメッセージ

sekimasamune とかく世間では「品詞の区別や文法なんていらない」と言われ、疎まれがちですが、Part5をみれば、そんなことはないとハッキリわかると思います。

Part5は空所補充問題が30題あるんですが、品詞問題・文法問題・語彙問題の各10題ずつに分かれます。
これはある意味TOEICの「品詞、文法、語彙をそれぞれしっかりやれば英語はできるようになるよ」メッセージでもあるわけです。

日本語でも、形容詞の「優しい」と名詞の「優しさ」は全然違いますよね。「彼は優しい」は正しいですが、「彼は優しさだ」では通じませんね。これは英語のkindとkindnessにも言えることで、品詞によってはこれくらいのギャップがあります。
ですから、品詞だから別に力を入れなくてもいいなんてことは決してないんです。
さらに言うと品詞は、ちょっと時間をかければ一気に点数の上がるおいしいところでもあります。

また、たまに「私はリスニングやPart7で点数稼ぐから、Part5でしか役立たない文法はやらなくていいや」という人がいますが、そんなことはありません。

文法で得た知識は長文で役立ちますし、意外とリスニングでも役立つんです。

たとえばPart3やPart4では設問を英文が流れる前に「先読み」しますよね。本文が読まれるまでの短い時間で、あれらの設問を瞬間的に理解するためには文法の力が求められます。

英語をやっていく上で文法の知識は欠かせません。だからみなさんはPart5で点数を上げるためだけではなく、今後の長文やリスニングのためにも文法をしっかりやっていきましょう。

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関 正生
慶応大学文学部(英米文学専攻)卒/TOEICテスト990点満点取得
1.授業:オンライン予備校『スタディサプリ』https://studysapuri.jp/
            『スタディサプリENGLISH』https://app.eigosapuri.jp/
2.執筆:著書累計120万部『カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業』など60冊以上。
3.連載:NHKラジオ『基礎英語2』にてコラムを連載(2018~)
4.雑誌の記事執筆:『CNN ENGLISH EXPRESS』『NHK 英語でしゃべらナイト』寄稿多数
5.講演:企業講演/各種セミナー/教師対象「授業力アップセミナー」実施
6.オンライン英会話hanaso 教材監修 https://www.hanaso.jp/
7.DVD授業:全国のTSUTAYAにて33タイトルがレンタル中https://tsutaya-college.jp/

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